病児保育所ってどんなところ?
2020年10月あぐい小児科クリニック敷地内に「あぐい病児の森」を開設しました。
病児保育所ってどんなところ?どんな過ごし方をするの?
病児保育を知らない方、利用したことのない方がほとんどではないでしょうか。
なぜなら愛知県に申請している病児保育事業施設は知多地域(半田・東海・知多・常滑・東浦)に
2020年4月時点で4施設しかありません。 そこに加わった「あぐい病児の森」。
たくさん魅力をお伝えしたいところですが、今回は「病児保育所」についてお伝えします。
<病児保育所ってどんなところ? >
保育園や幼稚園、学校に子供を預けて働いていると、避けて通れないのが子供の病気です。
園や学校から「体調悪いから迎えに来てください」と言われたら、仕事を早退することになります。
翌日に完全によくならなかった場合、看病のために仕事を休まなくてはならず、
働くお父さん、お母さんたちにとってかなり厳しいのが現状だと思います。
そんな時に利用できる支援が「病児保育」です。
病児保育所を利用するとき、子供は通いなれない場所に泣いてしまうかもしれません。
具合が悪いのにお父さんやお母さんと一緒にいられないのは子供もさみしいかもしれません。
でもそれは最初だけです。
病児保育所は、園や学校と違いほぼマンツーマンで看護師や保育士が対応します。
マンツーマンでずっと寄り添い、遊んで過ごすので、子供にとってもうれしいですよね。
あまり動かない遊びをするので、ときには子供が好きなビデオを見て過ごします。
看護師、保育士は子供がリラックスし、安心して楽しく過ごせるように普段から心がけています。
お仕事を休み、子供を自宅で看病しているときに、病態悪化や、嘔吐をしてしまったら、
普段慣れない状況にお父さん、お母さんは慌ててしまうかもしれません。
でも、病児保育所に預けていれば、病態悪化時すぐに医師に連絡し診察を行います。
嘔吐や下痢をしてしまっても、専門知識を持ったスタッフが冷静に対処します。
病児保育を利用することは、病気の子供を預けて働く「罪悪感」ではなく、
毎日多くの病気の子供を見ている医師、看護師、保育士が
子供に寄り添って看病してくれる「安心感」を働くお父さん、お母さんたちに
感じていただけたらと思っています。
いざというときは、「あぐい病児の森」を頼ってくださいね。
★病児保育利用には事前登録が必要です。
すぐに利用予定はないけど、いつか利用するかも…という方でもご登録いただけます。
ご希望の方は、あぐい病児の森またはあぐい小児科クリニックへご連絡ください。